2018年3月アーカイブ

■着席するとき
係の人が椅子を引いてくれる場合には、右の方から引いてくれますので、椅子の左側に立って腰を下ろします。

自分で着席する場合も同じ左側から椅子を引きます。

なお、食事中の給仕の人の料理などを運ぶサービスは、着席者の左側のうしろから行われるのが通例です。

■ナプキンの使い方
テーブルに飾り折りで用意されているナプキンは、料理が出るころを見定めて、膝の上に広げます。

この場合、ひろげたままでなく、折って膝の上におきます。

また、口を軽くぬぐうときは使いますが、汗をふいたりすることには使いません。

中座をするときは、ナプキンは軽くたたんで椅子の上に、食事が終わって退席するときは、テーブルの左側におきます。



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中華料理の食べ方についてですが、特別にむつかしいマナーはありません。

ただ、箸を使うということで、その使い方については、和食の場合と同じ注意が必要でしょう。

取り箸がなく、各人の自分の箸で料理をとる場合には、別に返し箸にする必要はありません。

返し箸は、かえって座をしらけさせます。

もっとも、自分の箸ですので、できるだけ汚さないようにしておきたいものです。

スープは音を立てないように食べます。

なお、取り皿が汚れてきたり、カラがたまったりしたときは、適当に取り替えます。

取り皿を口元の方に持っていって食べてはいけません。

皿はテーブルの上に常においたまま食べてください。



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■器のふた
汁碗などのふたものは、左手でお碗を押さえて右手でふたの糸底をつまんで取り、ふたを上向きにして右側の器は膳の右側へ、左側のものは左側におきます。

あつい吸いものなどで、ふたが離れないときは、左手で碗の向こうと手まえをはさむようにして押すと、ふたは取れます。

日本料理では、あたたかいものはさめないうちに食べるのが礼儀です。

汁ものでは、お碗を両手で持ち、最初に汁を、音をたてずに飲み、一度碗をおいて箸を持ち、次に中の具と汁を交互にいただきます。

■日本酒
日本酒をついでもらうときは、盃を右手に持ち、左手を糸底にあてていただきます。

お酌をされたら、一口つけるのがマナーです。

いただいてすぐ盃を置くのは失礼にあたるのですが、まったく飲めないときは、あらかじめ断るか、あるいは、いただいてから口をつける真似をしてから盃をおいたらよいでしょう。

乾杯のときは、下戸の人の盃も酒が注がれますが、格好だけは合わせて、お碗のふたなどにそっと空けて盃を伏せておきます。



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