2018年7月アーカイブ

お祝いの贈り物などをいただいた場合、いつまでも、贈り主である客の目の前にさらしておくのは、正しい礼儀ではありません。

そのあとで、主婦が茶菓などを運んできたとき、「○○さんから、お祝いをいただいたよ」などといい、主婦は、「それは、ご丁寧にありがとうございます」などと礼を述べ、二、三の挨拶を終わって、ひきさがるときに、「それでは、遠慮なく頂戴いたします」な
どといって、贈り物を両手にいただくようにして、居間のほうへ持ち去ります。

なお、子どもの結婚祝いとか、入学祝い、誕生祝いなどを贈られた場合には、そのあとで、当人も在宅の場合は、その席に出て、礼を述べさせるのが、正しい礼儀です。

以上は、祝儀などの贈り物の受け方ですが、通常の来客が手土産などを持ってきた場合、同様にして受けたあと、茶の間などで開いてみて、菓子や果物であったときは、それを銘々皿につけて、客間あるいは、応接間へはこび、
「これは、ただいま、○○さんからいただいたものですけど、とても、おいしそうですから、ごいっしょに、どうぞ。・・・」
などといって、主客の前へ出すのも、親しみがこもってよいものです。

ただし、相客があって、一方の客が手土産を持って来なかったようなときは、客の手土産を出すようなことは、控えなければなりません。




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