2018年5月アーカイブ

〈冬至〉とは、二十四節気のひとつで、太陽の黄経が二七〇度に達する時をいい、現行暦では12月22日ごろ起こります。

このとき、太陽は一年じゅうでもっとも南にかたより、北半球では、一年じゅうで昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなります。

いいかえると、このときからふたたび、昼はしだいに長くなり、太陽はその勢いを増してくるわけです。

そのことから、〈冬至〉を太陽の誕生日とする思想が、世界の(北半球の)諸民族のあいだに多く見られ、〈冬至〉を祝う行事が広く行なわれていました。

クリスマスが十二月二十五日と定められたのも、救世主イエス・キリストを太陽になぞらえ、太陽の誕生日と考えられていた〈冬至節〉と結びつけたためだろうといわれています。

日本でも、中国のしきたりをとりいれて、昔からこの日を祝ってきましたが、いまでも、中風よけのまじないになるとして、この日、柚子湯にはいったり、かぼちゃを食べる風習が広く行なわれています。



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