2016年7月アーカイブ

暗号化技術

ネットワーク上で、第三者による情報の盗聴や改ざんを防ぐ技術。

電子メールや電子商取引が盛んになってきているが、その安全性や信頼性を高めるために、暗号化技術が欠かせないものになってきている。

例えば、インターネットの電子メールは、いくつもの不特定のメールサーバーを中継して、バケツリレー方式で届けられる仕組みになっている。

この過程で、中継点のメールサーバーなどから、電子メールを取り出してのぞくことは、それほど難しいことではない。

それどころか、盗んだメールを改ざん・偽造したり、発信者になりすまして電子メールを送ることも技術的に可能である。

同様に、ネットワークを通じて行われる電子商取引も、電子メールと同じ危険にさらされている。

そこで、その防御手段として、また電子メールや電子商取引の信頼性を高める手段として注目されているのが暗号化技術だ。

現在、ネットワーク上で用いられる暗号には、公開鍵暗号方式と秘密鍵(共通鍵)暗号方式の2つがある。

公開鍵方式は、暗号化するための鍵(暗号化鍵=公開鍵)と暗号化されたメッセージを復号(解読)するための鍵(復号化鍵=秘密鍵)を別々に用意する方式で、暗号化鍵を秘密にする必要がないため、その配布も容易。

このため、多数の人間とやりとりする電子メールなどに利用されている。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル
研究所の「ブランドパワー調査」をはじめ、研究機関や広告会社が独自の手法を使い、ブランドの強さを数値化している。

ブランドパワーが強くなると、他の商品分野にもそのブランドを展開し、ビジネスを発展させることができる。

これを「ブランド拡張」という。

ブランド・マネジメントの主な狙いもブランド拡張にあると言える。

ライオンの「植物物語」は石鹸、シャンプー、ボディーソープなどにブランドを広げている。

良品計画は「無印良品」ブランドのもと、食品、文具からキャンプ場まで展開している。

これらは成功例だが、安易に広げるとイメージを薄れさせ、ブランドを陳腐化させてしまう逆作用の面もある。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル

南沙紛争

南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の領有権をめぐる紛争。

中国、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシアが島や周辺環礁を占有して建造物を建て、ブルネイも領有権を主張している。

中国漁船と比軍艦艇の衝突も起きている。

この地域が軍事・交通上の要衝であることに加え、石油・天然ガスの宝庫であることが背景にある。

米国が仲裁役に立つ一方、ASEAN外相会議などで話し合いが続いている。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル
南北対立の続いている朝鮮半島で、韓国の金大中大統領が就任以降(1998年3月)、主唱・実践している対北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)向け融和政策。

政経分離の原則に従い、軍事面では実力による対応を含め譲歩しないが、援助、交易、交流などの経済・社会面では、暖かく接して北の強硬な態度を和らげ、統合を目指している。

公式には包容政策というが、イソップ寓話の「北風と太陽」をもじって太陽政策と呼ばれている。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル

このアーカイブについて

このページには、2016年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年6月です。

次のアーカイブは2016年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。