2017年4月アーカイブ

人前結婚式とか新生活様式とは、宗教や形式にこだわらず、当事者の自由な好みや方法で行なう結婚式です。

結婚を神仏に誓うのではなく、両親、兄弟、友人、知人などを証人として、つまり神前や仏前ではなく、親しい人々の前で結婚式を行なうという意味です。

式場もホテルや結婚式場などより、公民館、市民会館などを利用することが多く、費用もあまりかからない合理的な方法といえます。

式次第には一定の形式もなく自由ですが、一般的なところでは次のような順序で行なわれることが多いようです。

◆人前結婚式の式次第
(1)参列者入場
まず参列者が入場する。

(2)司婚者入場
媒酌人でも友人でもよく、あるいは公民館を利用するならそこの館長や職員に依頼してもいい。

(3)新郎新婦入場
ふたりが入場する。

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横に長く二つ折りにし、折目を下にしてさらに左右から三つ折りにし、文字が折り目にかからないように毛筆で書きます。

別の同質紙の上包に入れ、表に「家族書」「親族書」と書きます。

この家族書や親族書には、のしや水引きはかけません。

これらの書類は、結納品と一緒に台にはのせず、別の小さな白木の祝盆にのせて渡します。

この時、もしまだ健康診断書の交換がすんでいなかったら、家族書・親族書と一緒に交換するといいでしょう。

昔は、結納の式がとどこおりなく終わると、両家ではそれぞれ結納の品を床の間などに飾り、当日、あるいは日を改めて親族や仲人を一堂に集め、披露をするしきたりがありました。

これを「結納飾り」とか「結納開き」といいます。

結婚披露の内祝いという意味もあります。

しかし今日では、ほとんどこのしきたりは行われていないようです。

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家族書・親族書 その1

結納を取り交わす時に、結納品と同時に「家族書」と「親族書」を交換するのが習慣になっています。

家族書には家族の名前と本人との続柄を、祖父母・父母・兄姉・本人弟妹の順に書きます。

主な親類は親族書に氏名、本人との続柄、住所・職業などを記入します。

一般には伯父・伯母・叔父・叔母程度ですが、伯父母・叔父母の順に記入します。

親類をどこまで書くかは、仲人を通して双方で相談をして決めるのがいいでしょう。

家族書と親族書は正式には別々の用紙に書くものですが、最近は一枚の紙にまとめて書くことも多いようです。

用紙は家族書・親族書をセットにしたものが、デパートの婚礼用品売場などで市販されています。

自分で作る場合は、奉書紙か美濃紙を用います。

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