横に長く二つ折りにし、折目を下にしてさらに左右から三つ折りにし、文字が折り目にかからないように毛筆で書きます。
別の同質紙の上包に入れ、表に「家族書」「親族書」と書きます。
この家族書や親族書には、のしや水引きはかけません。
これらの書類は、結納品と一緒に台にはのせず、別の小さな白木の祝盆にのせて渡します。
この時、もしまだ健康診断書の交換がすんでいなかったら、家族書・親族書と一緒に交換するといいでしょう。
昔は、結納の式がとどこおりなく終わると、両家ではそれぞれ結納の品を床の間などに飾り、当日、あるいは日を改めて親族や仲人を一堂に集め、披露をするしきたりがありました。
これを「結納飾り」とか「結納開き」といいます。
結婚披露の内祝いという意味もあります。
しかし今日では、ほとんどこのしきたりは行われていないようです。