三三九度とは、新郎、新婦が三つ組の杯で、三度ずつ三回、酒杯を献酬することで、三三九献ともいっています。
三を吉数とし、三の重なるめでたい数の意で、第二の杯は新郎から奨め、新郎が収め、加え酌、結び酌、第三の杯は新婦からはじまって同じことをし、ここに陰の式は終りです。
ところで陽の式ですが、陰の式では伝統的には花嫁の衣装は白のかいどり(打ちかけ)が正式で、膳部(三方)、食器(土器)など、すべて白一色ですが、陽の式ともなりますと、衣装は色物に改め、頭髪も花や飾りをつけ、杯なども美しい色のものを使います。
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