お七夜の祝い膳と服装、贈り物

お七夜は、前述のように出産を祝う産養いのうちで、赤ちゃんの名まえを披露する儀式も行ないますが、"巣立ち"といって、産婦の祝いを主とする土地もあり、産婦も席につくわけで、さらには"孫祝い"ともいって、里からの正式の訪問の機としたりもします。

したがって、その祝い膳の内容や集まる人の服装なども、親しい身内だけで行なうか、近隣や知己も招くかによって違いますが、和風料理にかかせないのは、お頭つきとサシミです。

お頭つきは頭尾がついている魚で、首尾を全うさせようとの願いをこめしたものです、タイのほか、ハク、オボコ、イナ、ボラと、大きくなるにつれて名のかわるボラなども出世魚として使い、サシミは三つ目、五夜目、お七夜にあやかって、前方から三、五、七きれの三列につけます。

なお、招かれて持参する贈り物は、産婦のよろこびそうなもの(栄養物など)を選びます。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル

このブログ記事について

このページは、-が2017年8月19日 07:38に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「命名書の書式~JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル」です。

次のブログ記事は「陽の式は陰の式の反対にする~JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。