◆弔問客は送らなくてもよい
訪れてくる人を遺族がいちいち玄関まで出迎え、案内し、帰るとき送っていくのでは、せっかくの弔問にゆっくり応対できません。
故人との最後にすごす時間も少なくなってしまいます。
弔問客の送り迎えは係の人にまかせても無作法ではありません。
たとえ相手が目上の人でも、お悔みに対して、お礼をいうだけですまし、見送りには出ません。
喪主が多くの人に弔問を受けて疲れたら、近親者に交替します。
◆弔辞は表紙か封書に入れる
弔辞は霊前に捧げたあと故人の家に保存されます。
巻書か奉書に、薄墨でていねいに清書したものを用意します。
上包みをして、表に「弔辞」か「追悼の辞」と書きます。
読み終わったら、上包みの表紙か、封書に入れて祭壇のわきにおきます。
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