9月ごろからは同様の液肥を徐々に間隔を開けて与えるようにします。
ブーゲンビレアは開花期が長く、4~10月まで咲き続けますが、花の終えた枝をそのままにしておくと、その枝が伸びて姿が崩れ、株内への日当たりや風通しが悪くなってしまいます。
そのため、花の終えた枝はそのつど枝元から2~3節残して切り戻します。
また、この切り戻しによって腋芽が伸びて、翌年花をつける短枝が増えることになります。
ブーゲンビレアは翌年も花を咲かせることが難しいといわれますが、冬期の管理を誤らなければ、毎年花を楽しむことができます。
熱帯性花木としては比較的低温にも耐えますが、冬期は室内の日当たりのよい窓辺で、夜間の温度を5℃以上に保って管理します。
また、翌年の花つきをよくするには、秋から翌春蕾がつくまで水やりを控え、乾かし気味に管理する必要があります。
10月ごろから徐々に水やりを控え、11月中旬ごろから3月ごろまでは鉢土の表面が乾いて2~3日おいてからたっぷり与えるようにします。
根づまりを防ぐために1~2年に1回、春に植え替えを行います。
このとき、あまり大きな鉢に植え替えたり、肥料分の多い用土を使うと、木だけが生長して花が咲きません。
大株になったものは一回り大きな鉢に、それ以外は同サイズの鉢に植え替えてください。
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