公私のボーダーレスな関係での付き合い

どこからどこまでが公用で、どこからが私用なのか区別のつかない交際もときにはあります。

たとえば、休暇をとって旅行に出掛けたとしましょう。

休暇をとって旅行に出掛けるのは、はっきりいって私用です。

しかし、旅先で偶然にも親しく付き合っている先輩と出会い、一緒に食事をしながらの雑談中、自分の勤めている会社に利益をもたらす情報を得て、新規の仕事の契約が成立した場合は、公用といえるでしょう。

しかし、この場合は、旅先から上司に電話をかけて報告し、上司が了解した上での契約でなければ、上司は公用とは認めてくれません。

旅先でのことなので、正式契約ではなく仮契約となりますが、このようなとき単なる口約束ではなく、後日の証拠となるような文書による仮契約書を取り交わしておくことが大切です。

この例のようなことがたびたびあるとは言えませんが、最初に知り合った動機が公用であれ私用であれ、その後の付き合いを大切にしなければいい対人関係はできません。

「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。

意味は「朱の中に交わっていると、朱に染まってものが赤くなるように、人も悪い人と交際をすると品性が悪くなるし、よい人と交際をするとよくなるものである」ということです。

公私のボーダーレスな関係での付き合いを改めて見直してみましょう。

すると、自然に人間関係も淘汰され、寄ってくる人は集まってくるでしょうし、離れていく人は自然と離れていくでしょう。

集まってくる人を拒否する必要はなく、離れていく人を引き止める必要もありません。

自然の流れに任せておけば、いつの間にかいい対人関係ができあがるものです。

JDPアセットマネジメント株式会社の雑学サークル

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このページは、-が2017年1月25日 12:35に書いたブログ記事です。

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