現在100万円で取引されているA社の株式を半年後に買うとします。
株価は150万円になる可能性もあれば、50万円に値下がりする可能性もあります。
半年後に満期がくる定期預金120万円を解約して購入資金とするため、値上がりすれば買えなくなってしまいます。
このような場合に、半年後にA社の株式を100万円で購入できる権利(コール・オプション)を10万円のプレミアムを支払って購入しておきます。
株価が150万円になった場合にはオプションを権利行使して100万円で購入し、50万円になった場合には権利を放棄して市場から50万円で購入できます。
このようにオプションを利用することで、株価変動にかかわらず100万円以下の価格で確実に株式が購入できることになります。
一方、プット・オプションであれば、将来確実に一定価格以上で売却することが可能になるわけです。
JDPアセットマネジメント株式会社